【2026年最新】ポイント投資おすすめ比較|楽天・SBI・PayPayを解説

comparison-point-based-investment-small-scale-investment 新NISA・投資

「投資を始めたいけど、まとまったお金がない…まず体験だけでもしてみたい」と感じていませんか?

「投資は余裕資金がある人がするもの」というイメージを持っている方は多いです。しかし実際には、普段の買い物で貯まったポイントや、月100円という少額から投資を体験できるサービスが充実しています。「損したらどうしよう」という不安も、ポイントや少額なら心理的なハードルが大幅に下がります。

さらに、こうしたサービスは子どもに投資の仕組みを「実体験」として教えるための入口としても最適です。「これ、お父さんのポイントで投資してるんだよ」という一言が、子どもの金融への関心を引き出すきっかけになります。

この記事では、次の3つのことがわかります。

  • ポイント投資・少額投資の仕組みと、2つの違いがわかる
  • 主要サービスの特徴・手数料・使いやすさを比較した選び方の基準がわかる
  • 親子で一緒に活用するための実践的な使い方とおすすめの始め方がわかる

塾での指導経験から確信していることがあります。「体験なしに学ぶより、体験しながら学ぶ方が圧倒的に定着が早い」ということです。ポイント投資・少額投資は、その「体験」を最も安全に・低コストで提供してくれるサービスです。この記事を読んで、今日から親子で投資の第一歩を踏み出すきっかけにしてください。

※この記事はアフィリエイト広告を含む場合があります。紹介しているサービスはHORI塾+が独自に選定しています。サービスの内容・手数料・ポイント還元率は変更される場合があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。

ポイント投資・少額投資サービスって何?仕組みを親子でわかりやすく理解しよう

ポイント投資・少額投資という言葉は耳にするものの、「実際にどういう仕組みなのか」が曖昧なまま使っている方も多いです。まず基本的な仕組みを正確に理解することで、自分に合ったサービスを選ぶ判断力が生まれます。

ポイント投資とは?普段貯めているポイントがお金を生む仕組み

ポイント投資とは、楽天ポイント・Tポイント・dポイントなど、日常の買い物で貯まるポイントを使って投資信託や株式を購入できるサービスのことです。

通常、ポイントは「買い物で使う・他のポイントと交換する」という形でしか活用できませんでした。しかしポイント投資では、貯まったポイントをそのまま投資の「軍資金」として使えます。

ポイント投資の仕組みをシンプルに説明すると

「1ポイント=1円」として投資信託や株式の購入に充てることができます。購入した投資信託の価格が上がれば利益が出て、下がれば損失が出る——この基本的な投資の仕組みは、通常の現金投資とまったく同じです。

ポイント投資の最大の特徴は、「元々タダ同然だったポイントを使う」という心理的な安心感にあります。現金を使う投資では「損したら大変」という不安が生まれやすいですが、ポイント投資では「どうせ使わなかったポイントだから」という感覚が、投資への心理的ハードルを大幅に下げます。

子どもへの説明に使えるたとえ話

「スーパーのスタンプカード、集めたら景品がもらえるよね。ポイント投資は、そのスタンプを使って投資するイメージだよ。うまくいけばスタンプが増えるし、うまくいかなければ減ることもある。でも元々タダで集めたスタンプだから、練習として試してみやすいんだよ。」

ポイント投資の注意点

ポイント投資も投資である以上、元本保証はありません。ポイントが減るリスクがあることを正しく理解した上で利用しましょう。また、ポイントの有効期限・最低利用ポイント数・対応している投資商品は、サービスによって異なります。

少額投資サービスとは?100円からでも始められる理由

少額投資サービスとは、通常の証券口座では難しかった「極めて少ない金額」から投資を始められるサービスのことです。主要なネット証券の多くが月100円からの積立に対応しており、最近ではワンコイン(500円)・1株単位での購入が可能な「単元未満株サービス」も普及しています。

なぜ100円から始められるのか

通常、投資信託は1万円以上・株式は数万円〜数十万円という購入単位が必要でした。しかし投資信託の積立サービスでは、証券会社がまとめて大きな単位で購入し、投資家にはその一部を分けて提供する仕組みを採用しています。これにより、100円という少額でもインデックスファンドの一部を購入できる環境が整っています。

少額投資サービスの主な種類

① 投資信託の積立(月100円〜)

主要ネット証券(SBI証券・楽天証券等)では、月100円から投資信託の積立設定が可能です。新NISAのつみたて投資枠と組み合わせることで、少額でも非課税の恩恵を受けながら長期積立ができます。

② 単元未満株サービス(1株単位・100円〜)

通常、株式は100株単位(1単元)での購入が必要ですが、単元未満株サービスでは1株から購入できます。「トヨタの株を1株だけ買う」「好きなゲーム会社の株を1株持つ」という体験が、数百〜数千円から可能になります。

③ ロボアドバイザー(最低投資額1万円〜が多い)

質問に答えるだけで自動的に分散投資を行うサービスです。最低投資額は1万円〜が多く、ポイント投資・単純な積立より始めるハードルは少し高いですが、「ほったらかし投資」の入口として活用する方もいます。

子どもへの説明に使えるたとえ話

「レストランのフルコースって高くて全部は食べられないよね。でも、前菜だけとかスープだけとか、1品ずつ頼めるとしたら試しやすくなるよね。少額投資は、そういうイメージだよ。高い株でも1株だけ買って、どんな感じか体験できるんだ。」

ポイント投資と少額投資の違い:子どもへの説明にも使えるポイント整理

ポイント投資と少額投資は混同されやすいですが、仕組みと目的に明確な違いがあります。この違いを理解することで、自分の状況に合ったサービスを選べるようになります。

2つの違いを一覧で整理

比較項目

ポイント投資

少額投資(現金)

使う資金

ポイント(現金不要)

現金(100円〜)

心理的ハードル

低い(ポイントだから)

やや低い(少額だから)

損失の痛み

小さい

現金が減る実感あり

対象商品

投資信託が中心

投資信託・株式・ETF等

使い始めやすさ

学習効果

○(仕組みを体験できる)

◎(リアルな投資感覚が身につく)

資産形成への貢献

△(ポイント次第)

◎(継続で資産が育つ)

どちらから始めるべきか

投資が全くの初めての場合は、「ポイント投資から始めて、慣れてきたら少額現金投資に移行する」という順番が最も無理のないアプローチです。

ポイント投資で「値動きを見る習慣・損益の確認方法・ファンドの選び方」を体験してから、少額の現金積立に移行することで、「初めてのリアルマネー投資」への心理的ハードルが大幅に下がります。

子どもへの説明に使える整理の仕方

「ポイント投資は『練習試合』で、少額現金投資は『本番の試合』みたいなものだよ。練習試合で投資の感覚をつかんでから、本番の試合に出た方が失敗が少ない。最初から本番に挑む必要はないんだよ。」

この「練習試合→本番」というたとえは、子どもが投資のステップを理解するのに非常に効果的です。ポイント投資を「練習」として位置づけることで、「損してもいい練習をする」という感覚が生まれ、投資への最初の一歩が踏み出しやすくなります。

「どれを選べばいいかわからない」を解決!主要ポイント投資・少額投資サービスを徹底比較

サービスの種類が増えるほど「どれを選べばいいか」という迷いも増します。「自分の生活スタイルに合ったサービスを選ぶこと」が、長続きする投資習慣の鍵です。ここでは、主要サービスの特徴を比較しながら、自分に合った選択肢を見つけるための情報を整理します。

※以下の情報は2025年3月時点の公開情報をもとにした概要です。手数料・サービス内容・ポイント還元率は変更される場合があります。口座開設・利用前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

PayPay・楽天・dポイントなど主要ポイント投資サービスの特徴と手数料を比較

ポイント投資サービスは、使用するポイントの種類と連携する証券会社によって特徴が異なります。普段使っているポイントサービスに合わせて選ぶことが、最もスムーズな始め方になります。

① 楽天ポイント投資(楽天証券)

楽天市場・楽天カード・楽天Pay等で貯まる楽天ポイントを、楽天証券の口座で投資信託・国内株式の購入に使えるサービスです。

主な特徴として、1ポイント=1円として投資信託の購入に使えます。楽天カードで積立設定をすると積立額に応じたポイントが還元されるサービスも展開しています(還元率・条件は変更される場合があります)。楽天グループのサービスをよく使う家庭との相性が特に良いです。

投資信託の購入手数料は無料(ノーロード)のファンドが中心です。信託報酬は購入するファンドによって異なります。

公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp

② dポイント投資(SBI証券・マネックス証券等)

dカード・ドコモサービスで貯まるdポイントを使った投資サービスです。

SBI証券ではdポイントをSBI証券の取引に活用できるサービスを展開しています。マネックス証券でもdカードとの連携によるポイント還元サービスを提供しています。ドコモユーザー・dカードをよく使う家庭に向いています。

公式サイト(SBI証券):https://www.sbisec.co.jp

公式サイト(マネックス証券):https://www.monex.co.jp

③ Pontaポイント投資(三菱UFJ eスマート証券・SBI証券)

au PAYやローソンなどで貯まるPontaポイントを使った投資サービスです。

三菱UFJ eスマート証券ではPontaポイントを使った投資信託の購入ができます。SBI証券でもPontaポイントとの連携サービスを展開しています。auじぶん銀行との連携が強く、au・UQ mobileユーザーとの相性が良いです。

公式サイト(auカブコム証券):https://kabu.com

④ PayPayポイント投資(PayPay証券)

PayPayで貯まるPayPayポイントを使った投資サービスです。

PayPay証券のアプリ内でPayPayポイントをそのまま投資に使えます。スマホアプリで直感的に操作できる設計で、投資初心者が使いやすいインターフェースになっています。PayPayをよく使う家庭・スマホだけで完結させたい方に向いています。

公式サイト:https://www.paypay-securities.co.jp

主要ポイント投資サービス比較一覧

サービス

使えるポイント

対応する主な証券会社

最低利用ポイント

向いている人

楽天ポイント投資

楽天ポイント

楽天証券

1ポイント〜

楽天ユーザー

dポイント投資

dポイント

SBI証券・マネックス等

各社設定による

ドコモユーザー

Pontaポイント投資

Pontaポイント

auカブコム・SBI証券

各社設定による

auユーザー

PayPayポイント投資

PayPayポイント

PayPay証券

各社設定による

PayPayユーザー

※最低利用ポイント・詳細条件は各社の公式サイトでご確認ください。

SBI証券・松井証券・PayPay証券など少額投資サービスの口座開設のしやすさと使い勝手

現金を使った少額投資サービスについて、代表的な3社の特徴を整理します。

① SBI証券

国内最大規模の口座数を誇る総合ネット証券です。投資信託のつみたて投資枠対象ファンドの取扱数が業界トップクラスで、月100円からの積立が可能です。

口座開設のしやすさとして、マイナンバーカードがあればオンラインで完結でき、最短翌営業日に口座開設できるケースもあります。アプリのデザインは情報量が多く、慣れると使いやすいですが、初心者には最初にやや複雑に感じる場合があります。

三井住友カードとの連携によるクレジットカード積立・複数のポイントサービスとの連携という点で、幅広い家庭に対応できる汎用性の高さが強みです。

公式サイト:https://www.sbisec.co.jp

② 松井証券

1927年創業の老舗証券会社で、充実した電話サポートが特徴です。投資初心者向けの「松井証券の新NISA(つみたて投資枠)」は、対象ファンドのラインナップが厳選されており、「多すぎて選べない」という迷いが生じにくい設計になっています。

口座開設のしやすさとして、オンラインで申込みが完結でき、スマホでの手続きも可能です。「アプリの操作でわからないことがあったとき、電話で聞ける安心感が欲しい」という方に特に向いています。

公式サイト:https://www.matsui.co.jp


③ PayPay証券

スマホ完結・シンプルな画面設計を特徴とする少額投資サービスです。日本株・米国株・投資信託を1,000円から購入できるサービスを提供しています(最低投資額は商品・サービスによって異なります)。

口座開設のしやすさとして、スマホアプリだけで口座開設から投資まで完結できる設計になっており、「とにかくシンプルに始めたい」という初心者に向いています。PayPayとの連携によるポイント投資も可能です。

公式サイト:https://www.paypay-securities.co.jp


少額投資サービス比較一覧

証券会社

積立最低金額

口座開設のしやすさ

サポート

向いている人

SBI証券

月100円〜

◎(オンライン完結)

幅広い層・ポイント活用したい人

楽天証券

月100円〜

◎(オンライン完結)

楽天ユーザー・初心者

松井証券

月100円〜

○(オンライン完結)

◎(電話対応充実)

電話サポートが欲しい人

PayPay証券

1,000円〜(商品による)

◎(スマホ完結)

スマホ完結を重視する人

※上記は各社の公開情報をもとにした概要です。詳細・最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。

子どもへの金融教育ツールとして使えるか?各サービスの教育的観点での評価

同じサービスでも、「子どもへの金融教育ツール」として活用できるかどうかは、サービスによって差があります。以下の3つの観点から評価します。

値動きがリアルタイムで確認できるか

子どもに「投資の値動き」を体感させるためには、アプリで残高・損益がひと目でわかる設計かどうかが重要です。SBI証券・楽天証券・PayPay証券はアプリでリアルタイムの損益確認ができるため、「今日はどう変わった?」という親子の会話が生まれやすい設計になっています。

少額・ポイントから始められるか

子どもに見せるための投資である場合、損失が出ても家計に影響しない少額・ポイントから始められることが重要です。楽天ポイント投資・PayPayポイント投資は現金を使わないため、子どもへの「見せる投資」の入口として最も心理的ハードルが低いサービスです。

「なぜ増えた・減ったか」を調べる情報へのアクセスしやすさ

投資の値動きの理由を子どもと一緒に調べるためには、経済ニュース・企業情報へのアクセスのしやすさも重要です。SBI証券・楽天証券は証券会社のサイト内に充実したニュース・コラム機能があり、「なんで今日は下がったのかな?」という疑問を一緒に調べやすい環境が整っています。

教育的観点での総合評価

「子どもへの金融教育入口」として最も使いやすいのは、楽天ポイント投資(楽天証券)またはPayPayポイント投資(PayPay証券)をポイント投資の入口として使い、慣れてきたらSBI証券または楽天証券のつみたてNISA積立に移行するという組み合わせです。

ポイント投資で「値動きを見る習慣」「損益の確認方法」を体験させ、理解が深まったら少額の現金積立に移行するという段階的なアプローチが、子どもの金融教育として最も効果的です。

ポイント投資・少額投資サービスを始める前に知っておきたいリスクと注意点

便利で始めやすいポイント投資・少額投資ですが、「気軽に始められる」からこそ、事前に把握しておくべきリスクと注意点があります。正しく理解した上で始めることが、長期的に安心して続けるための前提条件になります。

「元本保証がない」をどう子どもに伝えるか?損失リスクのわかりやすい説明

ポイント投資・少額投資を含むすべての投資において、元本保証はありません。投資したポイント・お金が減るリスクがあることを、子どもを含む家族全員が正しく理解しておくことが重要です。

元本保証がない理由をシンプルに説明すると

投資信託・株式の価格は、経済の状況・企業の業績・世界の出来事によって毎日変動します。価格が上がれば利益が出ますが、下がれば損失が出ます。「絶対に上がる投資商品」は存在しません。元本保証がある商品(銀行預金等)とは、この点において根本的に異なります。

子どもへの伝え方の例

小学生向け:「投資はゲームのガチャと少し似ているよ。当たることもあるし、外れることもある。でもガチャと違うのは、外れても『今は外れているだけ』で、長い目で見ると戻ってくることも多いんだよ。だから、使わなくていい練習用のポイントから試すのが大切なんだ。」

中学生向け:「投資の利益は約束されていないから、元本保証はない。でも、世界全体の経済は長期的に成長してきた歴史がある。だから、長期間持ち続けることでリスクを低減しやすくなる。短期間で売り買いするのではなく、長期で持つことが大切なんだよ。」

「損失が出たとき」に親がやってはいけないこと

損失が出たとき、子どもの前で「だから言ったでしょ」「投資なんてするべきじゃなかった」という言葉は避けましょう。この反応が、子どもに「投資は怖いもの・失敗してはいけないもの」という誤ったイメージを植えつけます。

代わりに「少し減ったね。でもこれは売るまで確定しないから、長い目で見ていこうか」という言葉をかけましょう。損失の場面こそ、長期投資の本質を子どもに伝える最高の機会になります。

手数料・税金の落とし穴:知らないと損する仕組みをチェック

ポイント投資・少額投資において、手数料・税金に関する理解不足がトラブルの原因になることがあります。事前に把握しておくべき3つのポイントを整理します。

注意点①:投資で得た利益には税金がかかる

ポイント投資・少額投資を含む投資全般において、売却益・分配金には約20.315%の税金がかかります。

ただし、新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠を活用した場合は、この税金が非課税になります。少額積立を始めるなら、新NISAの枠内で行うことが税制上の大きなメリットになります。

ポイント投資で得た利益も課税対象になる点に注意が必要です。「ポイントだから税金がかからない」という誤解を持っている方もいますが、ポイントを使って購入した投資信託の売却益は、通常の投資と同様に課税対象となります。詳細は証券会社の公式サイトまたは税理士にご確認ください。

※税率・制度は変更される場合があります。最新情報は国税庁の公式サイトをご参照ください。 https://www.nta.go.jp/

注意点②:ポイントの有効期限に注意

ポイント投資をする前に、使用するポイントの有効期限を確認しましょう。有効期限が近いポイントを投資に充てることは合理的ですが、投資したポイントが値下がりしている状態で有効期限が来ても、自動的に換金されるわけではありません。ポイントと投資の関係は各サービスの利用規約でご確認ください。

注意点③:信託報酬は「見えにくいコスト」として積み重なる

投資信託を保有している間、信託報酬というコストが毎年かかります。少額投資であっても、信託報酬の高いファンドを選ぶと長期的なコストが積み重なります。

たとえば、年0.1%と年2.0%の信託報酬の差は、30年間の長期投資においては数十〜数百万円の差に発展する可能性があります。少額から始める場合でも、信託報酬が年0.2%以下の低コストインデックスファンドを選ぶ習慣を最初から身につけましょう。

未成年口座・家族で使う際のルールと制限:親が必ず確認すること

子どもと一緒にポイント投資・少額投資を活用する際、未成年に関する制限と家族での使用上の注意点を事前に把握しておくことが重要です。

未成年がポイント投資・少額投資サービスを使う際の主な制限

① 証券口座の開設は親権者の関与が必要

18歳未満が証券口座を開設する場合、親権者の同意・手続きが必要です。ポイント投資サービスも証券口座との連携が必要なため、子ども名義での利用には親権者の手続きが伴います。

② 新NISAは18歳から

非課税で運用できる新NISAの口座は18歳以上からしか開設できません。18歳未満の子ども名義での投資は課税口座での取引になります。

③ アプリの利用年齢制限を確認する

PayPay証券・楽天証券等のアプリには、利用可能年齢に関する規定があります。子どもが自分でアプリを操作する場合は、各サービスの利用規約で年齢制限を確認してください。

家族で同じサービスを使う際の注意点

ポイントの共有・移管に関するルール 家族間でポイントを共有・移管してまとめて投資に使いたいという場合、ポイントサービスごとに家族間の移管ルールが異なります。移管条件・手数料は各社の規約でご確認ください。

口座は家族で共有できない 証券口座は個人名義が原則であり、家族で1つの口座を共有することはできません。各自が個人名義の口座を持つ必要があります。

税務上の注意(贈与税) 親が子ども名義の証券口座に入金する行為は贈与に該当する可能性があります。暦年課税の基礎控除は年間110万円であり、この範囲内であれば贈与税はかかりません。

ただし、2024年1月以降の税制改正により、相続開始前の生前贈与加算期間が従来の3年から7年に延長されています。少額の贈与であっても、長期的な相続対策を考える場合は税理士等の専門家にご相談ください。

※贈与税・相続税の制度は改正される場合があります。最新情報は国税庁の公式サイトをご参照ください。 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4402.htm

親子で一緒に始めるポイント投資・少額投資サービスの賢い活用法

サービスの仕組みとリスクを理解した上で、いよいよ親子での実践的な活用法を見ていきましょう。「どう使えば教育効果が最大になるか」という視点で、具体的な始め方・習慣の作り方・サービスの選び方を整理します。

お小遣いとポイントを組み合わせた「子ども向け投資体験」の始め方

子どもに投資を体験させる方法として、「ポイントで練習→お小遣いの一部で本番」という2段階のアプローチが最も無理のない始め方です。

ポイントで「投資の感覚」をつかむ(練習期間)

まず親が持っているポイント(楽天ポイント・PayPayポイント等)を使って、子どもと一緒にポイント投資を体験します。この段階でやることはシンプルです。

① ポイントでファンドを1本選んで購入する

「このポイント、投資に使ってみようか。どのファンドにする?」と子どもに選ばせましょう。「全世界株式」「S&P500」など、複数の選択肢を見せて子どもに選ばせることで、「自分が選んだ」という当事者意識が生まれます。

② 1週間後・1か月後に一緒に結果を確認する

「あのとき選んだファンド、今いくらになってると思う?」という問いかけで確認の場を作ります。増えていても減っていても、「なぜそうなったか」を一緒に調べる習慣をこの段階で作りましょう。

③ 「増えた・減った」の理由をニュースで調べる

「今週アメリカで何かニュースがあったのかな?」「この会社、最近話題になってたよね」という問いかけで、経済ニュースと値動きをつなげる感覚を育てます。

お小遣いの一部で「本番」の体験をする

ポイント投資で値動きへの感覚が育ってきたら、お小遣いの一部(月100〜500円)を少額積立に活用します。

「使わなくていいお金」をポイント投資で練習した後は、「お小遣いの10分の1を毎月積み立てる」という習慣に自然に移行できます。現金が動く体験は、ポイントとは異なるリアルな責任感を生み出し、より深い金融リテラシーの学びにつながります。

投資結果を家族で振り返る習慣がお金の教育効果を高める理由

ポイント投資・少額投資を始めた後、「月1回・家族で振り返る習慣」を作ることが、投資体験を金融教育として機能させる最も重要なポイントです。

振り返りをしない場合、投資は「放置しているだけのもの」になります。しかし月1回振り返ることで、「投資→確認→理由を考える→次月へ」というサイクルが生まれ、毎月小さな学びが積み重なっていきます。

「月1回振り返り」の具体的な進め方(所要時間:15分)

アプリを開いて残高・損益を確認します。親が「増えたね」「減ったね」と言うより、子どもに「先月と比べてどう変わったと思う?」と予想させてから確認することで、子どもが積極的に考える機会になります。

次に「今月は世界でどんな出来事があったかな?」「このニュース、投資に影響したかもしれないね」という会話が、経済リテラシーを育てます。調べてもわからなかったことは「わからなかった」で構いません。「調べる習慣を作ること」が目的です。

最後に「来月、このファンドはどう変わると思う?なんで?」と予想と理由を言葉にさせましょう。予想の当たり外れより、「根拠を持って予想する練習」そのものが、投資判断力の土台になります。

振り返り習慣が金融教育効果を高める理由

体験しただけでは記憶に残りにくいですが、言葉にすることで理解が深まります。月1回の振り返りが、投資体験を「言語化する場」として機能します。

また、毎月振り返りながら「今月も特に何もしなかった」という体験が積み重なることで、「長期投資は待つことが正解」という感覚が自然に身につきます。

振り返りの会話を通じて、親も子どもも「一緒に考える力」が育ちます。「子どもに教える」ではなく「一緒に考える」という姿勢が、家族全体の金融リテラシーを向上させる最も効率的な方法です。

まとめ:親子で一歩踏み出すために今日できること

この記事では、ポイント投資・少額投資の仕組みから主要サービスの比較・リスクの注意点・親子での実践的な活用法までをお伝えしてきました。

ポイント投資・少額投資の最大の価値は、「資産を増やすこと」ではなく「お金と向き合う習慣と感覚を、家族で育てること」にあります。月100円の積立でも、毎月確認するポイント投資でも、それを「親子で一緒にやる習慣」にすることで、どんな教材より深い金融教育の場が生まれます。

今日できる最初の一歩は、この記事で紹介したサービスの公式サイトを一つ開いて「口座開設の流れ」を確認することです。それだけで十分です。完璧な準備を整えてからではなく、「今日の小さな一歩」が親子の資産形成と金融教育を動かし始めます。